会社員とは異なり、自分の好きな場所で仕事ができることが魅力のひとつである、ノマドワーカー。
ノマドワーカー=カフェで仕事をしているというイメージが強いのではないでしょうか?
でも、実際パソコンとネット環境があればどこでも仕事ができると言われても、どんな場所で仕事ができるのか、気になりませんか?
今回は、ノマドワーカーの仕事場所のおすすめをご紹介します。
ノマドワーカーの働き方や働く場所を選びたい理由とは?
ノマドワーカー=好きな時に好きな場所で自由に働ける、という印象が強いかと思います。
今、会社員として働いているあなたは、どんな時に好きな場所で働けるようになりたい、と思いますか?
- 満員電車でくたくたになって通勤している時
- 天候不良でも休むことが難しい時
- 電車が遅延や運転見合わせになっているのに、どうにかして通勤しないといけない時
- 自分や家族の家の用事や通院で、平日に動かないといけない時
- 家族の看病や介護・育児があって、自宅を離れるのが難しい時など…
あなたの年代や家族構成などの要素で、様々な理由が挙げられます。
社員の休暇申請に好意的な会社もありますが、頻回になると会社に休暇の申請を出しにくい、どこでも仕事ができるようになったらいいのに、といった思いが出てくるかと思います。
ノマドワーカーという働き方の一番の魅力は『パソコンとネット環境があれば、好きな場所・好きな時に働ける』ということです。
今会社員として働いている人だけではなく、外に働きに出ることが難しい主婦、両親や祖父母などの介護や看病といったことが頭をよぎるアラフィフ世代など…
ちょっとした合間の時間でも働きたいけれど、外にパートや派遣、時短勤務への移行が難しい場合、発想の転換でノマドワーカーになる、ということも選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか?
ノマドワーカーとして働く場所のおすすめは?
ノマドワーカーだからといって、必ずしもカフェで仕事しなければいけない、ということではありません。
もしかしたら、カフェだと気後れしてしまう、という人もいるかもしれません。
ところが、それこそ、最低限パソコンとネット環境が使える場所、であればノマドワークをするのに問題はありません。
では、ここからはノマドワーカーはどんな場所で仕事をしているのかをご紹介します。
- 自宅
- カフェ
- 図書館
- インターネットカフェ
- カラオケ店
- コワーキングスペース
- レンタルオフィス
- ファミレス
- 新幹線・特急・グリーン席
- 公園
- 病院
自宅
自宅であれば、わざわざ外に移動する時間がかかりません。
好きな音楽をかけたり、お気に入りのお茶を飲みながら仕事することもできます。
また、家事や看病・介護などの隙間時間にちょっと仕事、ということもできます。
ただし、仕事とプライベートの境界があいまいになる場合もあります。
カフェ
最近のカフェは、Wi-Fiや電源が備わっているところが増えてきています。
ですが、そういったカフェはノマドワーカーがいっぱいなことも…
また、カフェによっては混雑時の長時間の作業禁止なところもあります。
客層が異なると、仕事のしやすさ・ネットの繋がりの良さなども変わってくるので、自分にあったカフェが見つかると、作業が捗ります。
個人的には、スタバやタリーズ、上島珈琲店やカフェドクリエがおすすめです。
チェーン店は、電源やWi-Fi環境がある店舗が多いこと・比較的料金が高めであるため、学生が少なく静かなところが多いからです。
ただ、深夜営業をしているカフェは少なめなので、夜型だと難しいかもしれません。
図書館
図書館は静かで、Wi-Fiも使えるところがあるようです。
また、何か資料を見たいとなったときに、すぐ調べることができるというのが、図書館でのノマドワークの強みです。
ただし、自習室でキーボードの音を出すことを禁止しているところもあるようですので、お近くの図書館でパソコンの使用が可能かは、事前に確認しておきましょう。
試験が近づくと、学生が朝から並んで場所取りを行っているので、ご注意を。
インターネットカフェ
インターネットカフェなので、ネット環境に困ることはないかと思います。
部屋も個室になっているところもありますし、料金体系も8時間パック等、わかりやすくなっています。
夜間のパックもあるため、深夜に仕事をしたい場合にも利用できるのが強みです。
また、ドリンクや軽食を注文することができたり、疲れた時にマッサージチェアで身体を休めることができるため、インターネットカフェを利用しているノマドワーカーもいます。
ただし、ゲームやマンガ、DVDなど誘惑があること、お店によっては騒がしいこともあるのが注意点です。
以前、出先でパソコン作業が必要になり、インターネットカフェで夜通し作業をしたことがありますが、リクライニングシートを選択したため、疲れた時に身体を伸ばせたため、割と快適に作業をすすめることができました。
カラオケ店
カラオケ店の強みは、なんといっても防音設備が整っていることと、電源を確保しやすいことです。
平日の昼間ですと、1ドリンク付きで安く利用できるというのも嬉しいですね。
フリータイムの時間帯であれば、費用も節約できます。
気分転換のため、1曲歌ったら…止まらなくなってヒトカラに励まないように注意しましょう(笑)。
コワーキングスペース
コワーキングスペースは、作業するための空間のため、ノマドワーカーには必要なものが揃っています。
ターミナル駅のビルの一角などにも、コワーキングスペースが増えてきています。
コワーキングスペースによっては、会員登録をして月間での契約だと費用を抑えることができます。
見学やビジター利用もできるようであれば、一度施設の雰囲気や設備を試してみてはいかがでしょうか?
飲食ができるか、途中で外出ができるかなども確認しておくといいですね。
人気のコワーキングスペースだと、会員だけで枠が埋まってしまうこともあるので要注意です。
レンタルオフィス
仕事に集中できるように、気持ちを切り替えたいということであれば、時間や月単位で利用することができる、レンタルオフィスもおすすめです。
カフェなどで周りに人がいる環境だと落ち着いて仕事ができない人や、ネット環境やFAXなどが使える環境で仕事したい場合は、検討してみてはいかがでしょうか。
ファミレス
深夜営業をしているファミレスが多いので、もし夜仕事をしたいのであれば、ファミレスも検討してみてはいかがでしょうか。
ただし、事前に客層や作業をしても問題がなさそうかは、確認しておきましょう。
なお、オフィス街にあるファミレスは、休日は閉店時間が早いことがありますので、気を付けてください。
以前、ファミレスで仕事をしていたら「日曜日の営業時間は21時までです」ということがありました。
新幹線・特急・グリーン車
せっかくの長距離移動、移動時間ももったいない!というのであれば、テーブルがある新幹線・特急・グリーン車もおすすめです。
車両によっては、電源やWi-Fiが使用できるところもあります。
一息入れたいときは、窓の景色を眺めるのも気持ちがいいですね。
ただし、電車酔いするのであれば、おすすめできません。
公園
公園の芝生や休憩スペースで仕事をするノマドワーカーもいます。
実際、いつもと異なる環境でいいアイデアが出るようにと、アウトドアでミーティングをする企業もあるようです。
ただ、電源確保が難しいので、パソコンのバッテリー容量に気を付けましょう。
病院
大部屋だと難しいかもしれませんが、個室であればパソコン持ち込みOKなところもあるようです。
人間ドックや検査入院で仕事する元気があるケースや、家族の付き添いでという場合でも、ノマドワーカーなら仕事ができるのです。
ちゃんと、病院側の許可は得るようにしてくださいね。
いかがでしょう?
このように、ノマドワーカーが働く場所は結構選択肢があるのです。パソコン一つにインターネットがつながる環境さえあればいつでもどこでも場所を選ばず仕事ができる、これがノマドワーカーの一番の強みですね。
ノマドワーカーが働く場所を選ぶ際の注意点
場所を選ばずに働くことができるノマドワーカーですが、スムーズに仕事をする上でやはり何かしらの気を付けたいことが出てきます。
ノマドワーカーが働く場所を選ぶ際の注意点は、以下のものが挙げられます。
- 騒音
- 自分が利用する時間帯
- 費用
- 客層
- 電源・ネット環境
自分で対策して解決できるのか?
集中して仕事ができる場所なのか?
人によって、重要視するポイントは異なります。
スムーズに快適に仕事をするために、お試しできるのであれば、一度確認してみましょう。
また、複数ノマドワークをするお気に入りスポットを用意しておくと、不意の事態の際に、すぐに移動ができてよいですよね♪
まとめ
ノマドワーカーが働く場所を決める際の注意点や、おすすめの場所などをご紹介しました。
あなたが思っていたよりも、ノマドワーカーの働く場所の選択肢が多かったのではないでしょうか?
パソコンとネット環境があれば、自分の都合などで働く場所も時間も選ぶことができるノマドワーカー。
もし、介護や定年など、アラフィフ世代になると気にかかってくる悩みを解決したいのであれば、ノマドワーカーという働き方も検討してみてはいかがでしょうか?